How to enjoy concerts


香港のコンサート――これはあまりにも日本の常識とはかけ離れております。
どちらかというと、日本よりかなりおおらかですな(笑)。
というわけで、そんな香港のコンサートを行儀良く(!?)楽しむための秘訣をお教えしましょう(笑)。
もっとも、私の見てきた範囲で語っているので、「それちょっと違うんじゃない!?」と思われることもあるかもしれません。
そんなときは、さりげなく訂正のメール、もしくは掲示板に書き込んでくださるとありがたいです。
ではでは、どうぞ(笑)。

基本的なことばかり書いているので、達人には必要ないコーナーだなあ(苦笑)





  あると便利なもの

●カメラ
香港のコンサートでは、なんとカメラチェックがありません。本当に持ち込んで良いか、実のところ謎なのですが、芸能記者に混じって、明らかにファンとおぼしき人も、ばしゃばしゃ撮っていて、しかも警備員もスター自身も何も言わないので、かまわない、と私は判定しております。
ただし会場は暗く、そして広いので、「写るんです」程度のカメラで綺麗の撮れるかどうかは、謎です。
あまり腕に自信がなくて、なおかつアイドルファンで時間に余裕がある人は、公演後の会場の外か、信和中心というビルで売っている(信和に並ぶのは、翌日か翌々日かな)、スターのナマ写真を買うほうが良いかもしれません。
もっとも最近、生写真屋が減ってきているので、要注意かも!

●蛍光棒
ワタシ的には、一番の必需品です。
客席は大変暗いので、ライトアップされた舞台から、ファンの顔は見えません。見えても、せいぜい一列目ぐらいでしょう(私が舞台に上がったときは、そうだった)。
では、スターさまはどうやってファンの位置をお知りになるのでしょう。
――そう、蛍光棒が光っているところなのです。赤、青、黄色、緑――と私が知っているだけで四種類ありますが、とにかくそいつを光らせて振ると、やさしいスターさまはそちらのほうを向いて歌ってくださったり、手を振ってくださったりします。
使い捨てとはいえ、大した金額ではない、このアイテム。是非ともゲットしましょう。
なお、暗がりでは懐中電灯の役割も果たして、とても便利です(笑)。

●花束、プレゼント
席にもよりますが、香港では花束を渡したり、プレゼントを渡したりするのは、基本的にOKでございます。どころか、花束の量はスターのステイタスシンボルっぽいので(私感)、でっかいのを作って渡しましょう。運良く「多謝(とーちぇ)」と言っていただけたら、嬉しいものです。
ただし席の場所によっては、花束を渡すことなど全然できない場合もありますので、事前に自分の席を確認しておきましょう(詳しくは、コロシアムの席の話に)。
なお、小さなイベントだったら、花やプレゼントを持っている人が少ないと思うし、席も細かく決められていないようなので、狙い目ですぜ。
もっとも、お目当てのスターが、どなたであるかにもよりますが……。
あ、花やプレゼントにカードを添えておくと、向こうさんが喜ぶかどうかはともかく(おい)、渡したこちら側はなんとなくいい気分になります。そのスターさんが日本嫌いでなければ、日本人だということをアピールするのも良いでしょう。
外人のファン(向こうさんにすれば、我々は外人)だということで、きっとスターさまは良い気分になってくださるに違いありません(ただし日本が嫌いな人もいるので、要注意)。

●双眼鏡
めちゃめちゃ遠い席だった場合は、絶対に必要です。特に100ドル以下の席だったときは、舞台の上にいるのがスターなのか誰なのか、よく分かりません。舞台裏ですり替えられたとしても、全然分からないでしょう。
特に裏方の人にホレてしまった人、ないと困りますぜ。

●防寒着
香港の建物は、たいてい冷房をガンガン利かせています。たとえ冬でも、です。三時間もそんな中に居たら、風邪を引きそうになります。やせ我慢せずに、防寒着は持って行きましょう。
野外イベントだったら……日焼け止めを塗りましょう。

●その他、応援グッズ

香港では応援するときに、笛を吹くことがあります。というか、笛を吹いて応援することはアリです。
やはりアレは、「きゃー」と叫び続けていると、声がかれるからでしょうか。
垂れ幕を作って持っていくと、やけに目立って良いかもです。もっとも私はまだ一度もやったことがないのですが……。


  まめ知識(工事中)

●基本的にコンサートでは、立つことはできません、

●コンサートでは着飾るべきか!?

●FC席は、オイシイ場合が多々あります。



  香港コロシアムについて(工事中)



  注意事項(工事中)

●スターを襲っていけません(いや、マジな話)
その1:ああ、安仔……
とあるイベント(そのうち、UPします。CHASEの欄で)に行ったときのことです。
コロシアム付近でたたずんでいたら、そのイベントのメインゲストであるアンディ・ホイ(許志安:とてつもなく歌が上手い、香港の実力派歌手。岩井俊二監督の「スワロウテイル」という映画にも出ている)が、会場から出てまいりました。
両脇には、警備員がバッチリガードしております。
彼が抱えられるように駐車場へ向かったとき。
「安仔(おんちゃい:許志安のあだ名)、バイバーイ!!」と言いながら、彼に飛びついていった、若い香港小姐がおりました。
私の目の前のできごとだったのです。まるで人間魚雷がアタックしていったようでしたぜ。
温厚そうな安仔も、さすがにこれには迷惑そうでした(そりゃあ、そうだろう)。
ちなみに彼女は警備員(二人がかり)に取り押さえられ、追い払われました。
――ええ、スターを襲ってはいけません。

その2:香港でとても有名な事件
香港のレオン・ライ(黎明)ファンとアンディ・ラウ(劉徳華)ファンは、仲が悪いです。いまもそうなのか知りませんが、数年前は目の玉が出そうなぐらい仲が悪かったです。
なんたってファン同士が路上で抗争したことあるし、黎明ファンがアンディ(本人)を蛍光棒で殴ったことがあります。

昔は、レスリー(張國榮)ファンとアラン・タム(譚詠麟)ファンが、仲の悪い代名詞でした。抗争もいろいろあったようですが、一番凄かったのはアランの車にレスリーファンらしい人が爆弾を仕掛けたことでしょうか。レスリーはテレビかラジオかを通じて、「僕とアランは仲がいいのだから、ファン同士がいがみ合うのはやめてくれ」と言ったそうです。

ええ。たとえ好きでないスターでも、大切にしてください(^^;)



●自分の好きではないスターだからといって、私語が多いのは考えものです。

●握手しているときに、スターの腕を引っぱって転がすのはやめましょう。







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